【GK】
川口 能活
楢崎 正剛
川島 永嗣
【DF】
中澤 佑二
田中 マルクス闘莉王
長友 佑都
内田 篤人
今野 泰幸
駒野 友一
阿部 勇樹
岩政 大樹
【MF】
中村 俊輔
稲本 潤一
遠藤 保仁
中村 憲剛
長谷部 誠
本田 圭佑
松井 大輔
【FW】
玉田 圭司
岡崎 慎司
大久保 嘉人
矢野 貴章
森本 貴幸
と、決定しました。またも完全正解ならず。難しいね。
川口と矢野ですか〜。確かに、ムードメーカーを第3GKにやらせる、というのは悪くないかも。
なんだかんだで、楢崎も長く一緒にやってきた川口がいるのは心強いのでは?
しかし、1998年の時に日本のGKは10年は安泰といわれたもんだけど、ホントにそうなったね。
矢野は高さよりもむしろ守備要員と考えるべきで、岩政といい、岡田監督が最後のピースを"守備"に裂いたのは興味深いかなと思う。
すでに各所で指摘があるけど、この代表の問題点はじつは攻撃じゃないんだよなきっと。
少なくとも、センターバックの二人が全盛だったのはアジアカップあたりまで。
そこからゆるやかに、守備網は下降線を下ってる。両サイド、特に内田がスタメンとなりそうな右サイドは本番でかなり危険な箇所となるはず。
そして、そのサイドの純粋なバックアップが駒野しかいないというのも不安を煽る。
恐らく、今野や阿部あたりをスクランブル時にはあてるんだろうけど、予選であたるどのチームもサイド攻撃が強烈なだけに、急造のDFで大丈夫だろうか。
このチームに、本当は堅守速攻でいってほしいんだけど、中村(俊)と遠藤が両方いると、どうしてもじっくりとボールをまわしがちになるわけで、このパラドックスがずーっとついてまわってんだよね。
この二人を生かすなら、前線に潰れ役になるポスト役がどうしても必要。一旦そこに当てて、周りの選手が飛び込む…にしたいんだけど、恐ろしいことにこのチームにはポスト役ができる選手が一人もいない。(矢野はポスト役がうまくない)
前線は走り回って飛び込む系の選手が多いけど、正直、世界クラスでピンポイントであわせに行くのはかなり難しいと思う。いや、できなくはないのかもだけど、このチームは「出し手は一人、受け手が沢山」ではなく、「出し手は沢山、受け手が一人か二人」といういびつな構成なので、一本のパスを通す、というのも想像しにくい。
キーポイントプレイヤーはこのあたりかと。
稲本…なんだかんだで海外経験と、守備の強さは、黄金世代で生き残った説得力に足りる。
松井…今シーズンは輝きがなかったけど、やっぱり似た者同士の中盤の中で違いが出せる。
長谷部…今一番期待できる。脂ものってるし、この男こそ、今一番欠いてはいけない。
あとは本田かね。
勢いは一番。日本時代はどちらかというと欠点(足の遅さ)ばかりつつかれていたけど、世界ではいいところを凄く伸ばしてもらってる。チームと融合すれば、面白くなる。
前線で潰れ役を、もしやってくれたら、日本の決勝トーナメントも、あると思うよ。